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経営は、院長
ひとりのもの
ではありません。

経営に関心のある獣医師には、経営幹部としての登用、経営会議への出席、施策の実行役、現場管理者としての権限付与を行っています。その中身を具体的に説明します。

経営参画

3つの関与形態と、
4段階の権限。

関与形態

獣医師が病院運営に関わる形は、大きく3つあります。すべてを担う必要はなく、関心と実績に応じて組み合わせます。

  • 経営会議への出席 ── 数字の共有、方針の決定、投資判断の議論に参加します
  • 施策の実行役 ── 会議で決まった取り組みを、現場で実際に動かす役割です
  • 現場管理者としての権限 ── スタッフの評価、育成計画、採用に関与します

実績に応じて、経営幹部としての登用も行っています。

権限段階

権限は段階で整理しています。入職時点でどこから始めるかを面談時に決め、実績に応じて範囲を広げていきます。

A1
担当獣医師自身の診療に関する判断。運営上の決定権は持たない。
A2
部門管理者スタッフの一次評価、育成計画の設計と運用、採用面接への関与。
A3
拠点責任者拠点KPIの責任、採用可否の実質判断、月次レビューの主導。
A4
準経営者年間計画・予算編成・新サービスの立ち上げ起案。段階的に検討。

現在ご相談できる主な範囲はA2からA3の間で、案件により変動します。A4については実績を踏まえて段階的に検討します。

実際の題材

経営会議で扱ってきた題材の例です。抽象的な議論ではなく、判断と実行がセットになっています。

  • 設備投資の判断(CT導入をはじめ、継続的に実施)
  • 人材投資の判断(認定医取得費用の負担、海外研修の提供、研修制度の運用)
  • 新しい治療法の導入判断
  • 採用と育成の設計
  • 院内環境の改善(働きやすさに関する継続的な見直し)
考え方

当院がこの仕組みを持っているのは、現場を最もよく知る人が意思決定の場にいるべきだと考えているからです。院長ひとりで抱える体制には限界があります。

また、開業して100%の数字責任を負うリスクは取りたくないが、経営幹部としてのポジションと報酬を得たいという獣医師にとって、現実的な選択肢になると考えています。裁量と責任、そして報酬を対応させるのが方針です。

整理

3つの関与形態と対象

経営会議への出席数字・方針・投資判断の議論に参加。A2以上を想定
施策の実行役決定事項を現場で動かす。A2以上を想定
現場管理者権限評価・育成・採用への関与。A2〜A3で範囲を設定
経営幹部への登用実績に応じて判断。報酬体系は権限範囲に対応
負わないもの借入・個人保証・撤退時の負債といった資本面のリスク

権限の範囲と報酬は連動します。ポジションと条件をセットでご提示しますので、面談時にご確認ください。

よくあるご質問

このページを見た先生から、よく聞かれること。

臨床をやりながら経営に関わることはできますか?

できます。臨床を主としながら管理業務を持つ形も、管理業務を主とする形も可能です。配分は面談時に調整します。

経営の知識や経験がなくても関われますか?

関われます。まずは経営会議への出席と施策の実行から入っていただき、判断のプロセスに触れながら範囲を広げていく形が一般的です。

経営幹部になった場合の報酬はどうなりますか?

担っていただく権限の範囲に応じて設定します。ポジションと報酬をセットでご提示します。

独立を考えている場合でも、経営に関わらせてもらえますか?

関わっていただけます。将来独立される方も歓迎しており、経営の実務経験は独立後にそのまま活きるものだと考えています。

どこまで任せられるか、話しましょう。

このポジションは条件を曖昧にしたまま進めるべきではないと考えています。権限と報酬の話から始めさせてください。